Episode No.5905(20170719):[信条]Creed
パンツ一丁の文章
Honesty leads to selfishness
記録でも、日記でも、
あるいは企画書でも、台本でも…。
書くことの意味は、
最終的に
何かの決心や覚悟を示すものだ
…と自分は考えている。
記録や日記では、
その日にあったことを把握し、
必要に応じて反省するために書き記すし…。
企画書や台本は、
プロジェクトを成し遂げるために書くもの。
時には結論のない、
悶々とした内容を書くことも間々あるし、
場合によっては
愚痴を淡々と書くこともないではないが、
それは決して、
他人に読ませるために書くものではない。
そういった内容を見せるのは、
泥酔した自分を見せるようなもので、
よほど気心知れた仲であればいいが、
そうでなければ
大きな誤解の種に生むことになりかねない。
こんなに暑いと、
自分の家でパンツ一丁で過ごすのもいいが、
そのままオモテに出れば
怪訝そうな表情で見られても仕方がないのと一緒だ。
たとえパンツ一丁でPCに向かっていても、
世間に発信する文章はパンツ一丁であってはならない。
その素直さがステキ…だと受け入れられるのは、
まず希有な話だろう。
少なくとも、
公道にでる姿を判断できるのが大人に違いない。