勘違いでも、やった方がいい
…この境地を実践できるまでに
相当の時間を要してしまったのには、２つの理由がある。

ひとつは勉強嫌いのため。

今ひとつは、
根拠のない才能を信じることによって
自分を慰め続けてきた…からだろう。

まだこの頭と体が動くうちに、
ケツに火が付いたことに感謝して、
とにかくカタチにしていこうと思う。

今、書きたいことは、
過剰な想像力を膨らませた
フィクション一編のほかはすべて、
実在の人物をモチーフとした歴史物語である。

つまり、資料を調べ、
その中から感じ取った事柄を
書き起こすだけのことで、
多少の想像力は必要としても、
ゼロから生み出す創造力は必要としない。

必要なのは、
感じ得たことをいかに伝えるか、という
工夫のみである。

何らテクニックを磨いていない自分にとって、
それは厳しい作業であるが、
ここで書き起こしておかなければ、
せっかく気づかせてもらったことも、
やがて埋もれてしまうだろう。

もはや、これはミッションである。

そして…
ミッションという糧を得た人生は、
幸せに違いない。
…と、そう信じて、
身に余る草だらけの広大な土地を得て、
途方に暮れる自分のケツを叩きながら、
誰の目にも
土地の全貌が見えるように刈り取るだけだ。

だから、人生日々更新。