歴史に向き合う楽しみは…
まるで刑事コロンボになった気分で、
知られざる歴史を紐解く
…こと。

一方、
歴史に向き合う必要性は…
先人の生きた証から、
今を生き抜くヒントを得る
…ことにある。

いつの時代にも、
似たような性格が導き出す、
人生のパターンというものがある。

娘が父親譲りの性格になる…とか。
生真面目過ぎる人が心の病に陥れやすい…とか。
エエ格好しいは、言い訳が多い…とか。
若い頃は目先の名誉や金にふりまわされやすい…とか。

こと、庶民の歴史を調べていると、
正確で確実な資料はほとんど残っていないので、
キャラクターをつかむことができないと、
行動パターンを読み取ることもできない。

そして、そのパターンは
現代の我々とさして変わることはない。

こうしたパターンに陥るのは、
やはり人の弱さというものだろう。

ただ、いわゆる強い人というのは、
こうしたパターンを打ち破った人だ
…と言えるのではないだろうか。

パターンに紛れてしまうのは
ドラマで言えば、エキストラ。

人生の主役を張りたければ、
パターンを打ち破る勇気と行動力が必要だ。

それでこそ人生は
ドラマチックなものとなる。

だから、人生日々更新。