歴史上のある人について調べていくと、
その人に関わりのあった人についても
調べたくなってくる。

そんなわけで最近手にした人物伝がある。

実際にその人にインタビューした内容を
記者が代わって書いているもので
まだ読み始めたばかりだが…
冒頭、その記者がいろいろと断り書きをしている。

もともとは、書き起こしたものを
本人に確認してもらってから発表していたらしいが、
中には本人の思い違いも少なからずあったようだ。

思い違い…これは普通にあることだろう。

日常生活の中でも、
昔の写真を見て、
それがいつ撮ったものだったかを
正確に覚えている方が不思議なくらいだ。

歴史を調べていくと、
本人が書いたものや話した内容を
探そうと四苦八苦するが、
本人の言葉だから正しい…とは限らない。

それも前提に置かないと、
辻褄の合わないことは少なくない。

まして、歴史上の有名人について、
関わりのあった人の話などは、
素直に関わりのあった間の話だけ
してくれれていればいいが…
なまじ有名になった後、聞いた話だと、
結構大げさなになっていたりする。

ただの顔見知りが、
大親友になっていたり…ね。

その人が何故その話をしたのか？
その動機を常に考え合わせていかないと、
真実にはなかなか近づけない。

だから、人生日々更新。