殺人犯の死刑判決が確定した
…というニュースを読んだ。

容疑者は容疑を認めておらず、
無罪を主張していたが、
状況証拠などから
死刑が確定した…というのだ。

この事件について詳しくは知らないが、
歴史の検証についても
似たところがあるな、と思った。

むしろ歴史の検証は、
当事者が誰ひとりいないのだから、
状況証拠しかない。

その数少ない物証や口伝から、
その時代に生きた人の気持ちを読んでいく。

そもそも知りたいことは、
その時代に生きた人の気持ちであって、
それを感じとることができ、
現代を生きる自分の生活の励みになれば
…充分ではあるが。

いくら口伝であっても、
あまりに史実とかけ離れた話では
歴史とは言えないので、
はたしてそれが
史実か否かを、まず検証しなければならない。

そして…
何故、そうした口伝が作られたのか、
その背景や動機をを探るのも
…また歴史を探ることになる。

だから、人生日々更新。