人手不足が深刻だ
…というニュースをよく目にする。

ついこの間まで、
これから伸びていくのは
製造業ではなく、
サービス業だと言われていたが…
サービス業が最も必要とするのが人手。

或るラーメンチェーンでは、
バイト従業員が友達をバイトに誘ったら、
15万円の報奨金を出すという。
それでも働き手が集まらない。

そもそも
日本の人口が減少しているのだから、
これまで通りにいかないのは当たり前。

子供が少なくなっているから、
学校の統廃合も進み、数が減ってゆく。

ひな人形の売れ行きを
高度成長期の昔と比べても意味がない。

まず、地方に充分な教育機関がないから、
学校に通う子供を持つ
若い夫婦は住めなくなり、
地方から人が減っていく…。

今更いきなり人口を戻すことはできない。
ならば、
人が少なくてもできることを考えるしかないだろう。

幸い新しい技術は発展している。
学校に通わなくても
教育を受けられる道もなくはない。

人口の減少が
イコール国力の低下になるかといえば
決してそうではない。

ヨーロッパの先進国の中には
日本よりはるかに人口の少ない国はいくらでもある。

試されるのは個人の力。

寄らば大樹の陰
…という逃げ道が、
はげ山に向かっているこの国では、
もう通用しないのが現実。

だから、人生日々更新。