〈うむそうせい〉
有があるから無があり、無があるから有があるという、有と無の相対的な関係のこと。
または、この世のものはすべて相対的な関係にあるということ。
「相生」はお互いに生じあうこと。
元は、相対的であるものを絶対的であるかのように錯覚してしまう、人間の愚かさや危うさを警告した言葉。
…四字熟語辞典オンライン

人間関係の何が難しいといって…
同じでないと安心できない
…ことと、
同じでは一緒にいる意味がない
…という矛盾ほど難しいものはない。

反対意見を歓迎できるほど、
できた人間もそうそういないが、
自分と違う意見や思想に出会った時ほど、
自分を成長させてくれるのは確かだ。

ただし、
理解と容認は似て非なるもの。

理解できるが許せないものがあるのが
理解の骨頂で、
理解できないけど許すことができるのが容認である。

おおかた、
理解は理屈めいていて、
容認は感情によるもの。

結果…
同性とは理解し合い、
異性とは容認し合うのが常である。

だから、人生日々更新。