何か新しいことに
挑戦しようとした時、
一番頼りになりそうで
最も頼りにならないのが
…自分の経験。

頼りになるどころか
邪魔になる…と言っていい。

経験によって体得したことは、
咄嗟の時に役に立つ。

咄嗟というのは、
考えていては間に合わない時。

そういうものを
いくつか持っていないと、
仕事も人間関係もうまくはいかない。

ところが、
新しいこととなると、
咄嗟に出てくるものが邪魔なのだ。

文化の違う国に行って、
可愛らしい子供を見かけたからといって、
咄嗟に頭をなでたら、
それはその国では、
してはいけないことだったりする。

肉体も道具も
よく動かす場所は
年をとるこどに決まってきてしまい、
動きのいい場所がある一方、
動かなくなってしまう場所がでてくる。

新しいことに挑戦するには、
経験と習慣によって
動きの悪くなっている場所の錆を落として、
可動域を増やさなければならない。

だから、人生日々更新。