古い家や道具でも、
シッカリと手入れをしていれば、
現役として使い続けることはできる。

古くなってきたら、
とりあえずペンキでも塗って
見かけを取り繕う。

ところが、
いよいよ土台が腐ってきてしまったら、
抜本的に考えなきゃならない。

放置しておいたら、崩壊してしまうから。

今、歴史ある建物が次々と建て替えられている。
高度成長期に作ったものが、
そろそろ限界を迎えているし、
震災を経て、安全性への考え方も変わった。

歴史的な物…だけでなく、
歴史そのものも同じだな。

歴史として書き残されたものも、
しょせん人間が創り出したもの。

ペンキを塗り替えているだけでは、
そのうちガサッと崩れ落ちてしまう。

新しいアイデアで建て替えられてこそ、
ようやく歴史は続くのだと思う。

だから、人生日々更新。