でじたけの「人生日々更新」不死身の痴漢

Episode No.5480(20160310)[生活]Life

不死身の痴漢
Pervert such as the TREMINATOR

これぞ、火事場の馬鹿力。
人間、集中すると
相当な痛みさえ忘れてしまうものだ
…という場面を
目の当たりにしたことがある。

あれは東京駅八重洲口を出たところでの事。
6車線くらいある広いとおりを渡って、
八重洲ブックセンターに向かおうと
信号を待っていると…
背を向けた駅の中から
猛ダッシュしてくる中年の男。
すぐ後ろから
鉄道公安官がそれを追っている。

逃げている男は犯罪者に違いなかったが、
見た目はオタクっぼい、
とても凶悪犯には見えなかったので、
背後を走りすぎても、
何ら恐怖感は感じなかった。

場所柄、おそらく痴漢だろう。

走る先は赤信号。
ここで捕まるか…と思いきや、
大胆にも痴漢は往来する車の中に飛び出した。

1車線目はクリア、
2車線目の手前でタイミングをはかる痴漢。

追っ手の鉄道公安官は、
とても飛び込めずに信号機のところで
地団駄を踏んでいる。

痴漢が2車線目を渡ろうとした時、
駅のローターリーに入ろうとしたタクシーが、
痴漢をポーンとはね飛ばした。

この光景を目にした周囲の車が
一斉にブレーキを踏む。

哀れ道路に投げ出された痴漢。
…ところが、むっくり起き上がると、
車が止まったのを幸いに、
反対側までイッキに走り去った。

鉄道公安官も唖然としていたが、
もっと唖然としたのはタクシーの運転手だ。

逃げ切った痴漢は、
どこかのビルのトイレにでも身を潜めて、
辺りの様子をうかがい…
追っ手がいないことを確認するも
…二度と立ち上がれなくなったんじゃないかな?

馬鹿力よりも、
火事を起こさないことが必要である。

だから、人生日々更新。

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