若いうちは…
役割というものは与えられるものだ。

最初から何かできる人はいないわけで、
無理でもやっていくうちに、
…だんだん様になってくる。

最初は望んだ役割をしてみたくて、
進学したり、就職したり、
あるいは結婚したりするんだけど、
そうそう望みのようにはいかない。

望み通りにいかないどころか、
望んだものが、
本当はまるでそんなもんじゃなかった
…と知ることになる。

いろんな役割に就かされて、
ある程度それがこなせるようになってくると…
今度こそ自分が望んだ役割をやろう
…と思うかといえば、案外そうではない。

その時点に来ると今度は、
自分の役割に気づかされるようになる。

ここでうまい具合に
気づいたことに邁進できれば
…実のある人生を過ごせるんじゃないかな？

気づいたことを、
気づかなかったことにして
楽をしよう…というのは、
かつて自分が一番嫌ったズルい大人だし、ね。

だから、人生日々更新。