歴史を定義づけることは実に難しい。

まず、その出来事が
過去のものとして完結していないと
明確な定義づけは困難である。

バブルの最中、
それがバブルだと気づいくことは
経済学者でも難しかったと聞いた。

その上、歴史とは時のつながり…
今も脈々とつながっているから、
ここで終わり
…と強引にラストシーンを決めることもできない。

さらに同じ出来事をとってみても
解釈は人それぞれだ。

ければ歴史を理解しようと思ったら、
何かしら定義づけをしていかないと理解は進まない。

ようするに歴史とは風である。
人類の風だ。

同じ風を受けても、
追い風になる者もあれば、
向かい風になる者もいる。

その両方をキチンと把握することが、
つまり歴史を理解することであり、
その歴史の意味を定義づけることではないだろうか？

歴史に勧善懲悪はない。
吉良上野介だって、
地元ではヒーローなのだ。

逆にどんなヒーローにも過ちはある。
それを知ることが新しい歴史を作っていく上で
重要なことではないかと思う。

だから…人生、日々更新。

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