でじたけの「人生日々更新」安直楼の人たち

Episode No.5194(20150411)[日記]Diary

安直楼の人たち
I had such a dream.

もはや公私ともに認める心の故郷・伊豆下田。
その街中に「安直楼」と呼ばれる建物がある。

あの「唐人お吉」のモデルとなった
斎藤きちさんが2年間営んだという小料理屋だ。

かつては寿司屋になってが、
もう閉鎖されてずいぶん経つようだ。

観光スポットとして立て看板も付いているが、
何せ「唐人お吉」の物語を知る人が少なくなった今は、
祭りの時に短時間開くだけで、
普段はトタンの戸で固く閉じられている。

そんな…安直楼に入る夢をみた。

現実には一度も足を踏み入れたことはない。
祭りを狙ってもタイミング悪く、ここ数年入れず終いだ。

およそ今の世の中で日本中を探しても、
自分ほど安直楼に入ってみたい
…と切望している人間はほかにいないだろう。
何せ、夢にまでみるくらいなのだから。

おおよその間取りは知っている。
最も見たいのは、
お吉さんが寄りかかって三味線を弾きながら一杯やった
…という大黒柱。

夢の中では、その大黒柱を感慨深く見ながら、
誘われるように二階の間に進む。

二階にはびっしりと人が座っていた。
その人たちが、
かつて下田の街で生活していた人たちであることは
直感的にわかった。
つまり…幽霊である。

そこで、今下田に住む友人の
親族がいるのではないかと尋ねてみると、
ひとりの男性が名乗り出た。
自分はその父親だという。

そして…夢はそこで覚めた。

さあ、次に下田へ行ったら、
友人の亡くなった父上の写真を見せてもらおう。

もし、夢で会った男性と同じだったら
…ただの夢じゃないよな。ワクワクする。

だから…人生、日々更新

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