的確な判断を行うためには、
的確な判断材料が必要だ。

いい材料があれば、
たとえ料理人の腕がたいしたことはなくても、
それなりの料理ができるように…。

判断材料さえ間違っていなければ、
判断を間違う可能性は低い。

ただ、せっかくいい材料があっても、
素材を活かさない調理法を行使をすれば、
やはり、料理はマズくなる。
少なくとも旨いものにはならないだろう。

同じように自分本意な判断をすれば、
当然、判断材料は意味を成さず、
うまくいかないのは当然の結果となる。

ウエイトを置くべきは、
判断ではなく、判断材料なのだ。

判断は勝手にしてしまうものだが、
判断材料は自分で作れるものではない。

判断に悩む時間を費やすくらいなら、
判断材料を集めることにこそ時間を費やすべきだ。

材料集めの手を抜いて自分都合で解釈していると、
それなれに充分楽しめたはずの時間も、
耐えるだけのつまらない時間になってしまう。

だから…人生、日々更新。

tweet please