長寿はつらいよ
Longevity may not be happy
敬老の日が終わったとたん、
不謹慎な意見かもしれないけど…
長生きすることって、
本当にいいことなんだろうか?
…と思うことが、しばしばある。
もちろん
自殺を助長しようという気は毛頭ないが、
物事には必ず、
良い面と悪い面があって、
それは、
長生きするということにおいても
同じなんだと思う。
少なくとも、
寿命が短かった頃の先人だちが、
今と比べて不幸だったとは思えないし…。
早死にしてしまった盟友たちの人生が
悲しいだけの一生だったとは思いたくない。
先だって、世界自殺予防デーみたいなのがあって、
世界では40秒に一人が自殺してる…なんていう
センセーショナル的なニュースもあったが、
一方、世界では1分間に約137人が生まれてる。
自殺だけでなく、
世界では年間6,000万人が亡くなっている
…というが、
その2倍以上、1億3,000万人が生まれているんだ。
親が長生きすることによって、
子供が、いい歳になっても、
いつまでも子供のままでいる
…という図式は、
すごく不健康さを感じるし、
なまじ医療が発達したおかげで強引に生かされ、
苦しみの日々を重ねている人たちは、
とても幸せには見えない。
長生きがいいことだというプロパガンダは、
長く金を遣ってもらいたい企業、
あるいは国家戦略なのかもしれない
…とは言い過ぎか。
大切なのは、
長生きすることではなく、
…健康でいることじゃないか?!
だから…人生、日々更新。