年をとって、物忘れがひどくなるのを
一種の“能力”のように思われる時がある。

年をとる…ということは、それだけ、
肉親や友達の死に接しなければならないことで、
忘れる力が働かないことには、
とても、つらくて生きてはいけないだろう。

忘れる力…は、
いわば、防衛能力のようでもある。

日常においても、
忘れる力は、自分を保護するために使われる。

ただ、それが過ぎると…
栄養を摂りすぎて肥満となり、
生活習慣病を発症することにもなれかねない。

年には、自分を
適度にいじめることも…健康の秘訣ではある。

だから…人生、日々更新。

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