持論と正論
About difference between one's thought and common sense.
基本的に自信のない者に限って、
持論を正論であるかの如く装う傾向があるね。
まるで、
デブが痩せて見える服を選ぶように、
変えられないいびつな自分を、
少しでも正しい体型のように見せようとする。
自分を変える力を持っている人そこが、
自信を持てる人。
自分は正しいと言い張ることが、
実は一番正しくないことなの…じゃないか。
正当性を判断するのは常に第三者。
自分に主張できることは、
あくまで自分の思いや意見であって、
それを正論だと納得するか否かは
相手の判断によるもの。
自分の考えを理解しない
周りの人たちはどうかしている
…と思うなら、
そんな場所であぐらをかいている本人は、
よほど、どうかしている。
自信のなさ…は、
そんなところにも見え隠れしてしまう。
出る杭が打たれる場合の多くは、
杭が立派だからではなく、
余計な杭があると危なくて迷惑だから。
本当に立派は杭なら、
別な用途に活かされるだろうが、
あいかわらず
打たれてばかりいるのだとすれば、
やっぱりただの役立たず。
ゲーテ曰く…
役に立たない者とは、
命令を出すこともできず、
かといって、
命令に従うこともできない者。
だから…人生、日々更新。