贅沢とは何も金をかけたことばかりではなくて、
どんどんなくなっていく
時間のつかい方が、すべてのように思う。

金をかけるのも結局は時間や空間を演出するためだし、
気分のいい時間を作ろうとしているだけだろうし、ね。

とにかく、片っ端からなくなっていく時間を
平然と眺めていたり、無視したりすること自体、
…相当に贅沢な話じゃないか。

電気が足りなくなると大騒ぎするのに、
時間は平気で垂れ流し？

電気以上に時間というやつは
絶対に貯めておくことが出来ないからね。

だけど、時間を有意義につかうというのは、
何も一切の無駄を排除することではないと思う。

本来、無駄こそ一番の楽しみじゃないか？
祭りにしろ、スポーツにしろ、あらゆる芸術だって…。

何も無駄をしてないふりをすることはない。
ただし、無駄も楽しめないと、本当の無駄になる。

そして、何が無駄だと言って…
無駄であることを認識できていないことほど
…無駄なことはない。

悩むことを楽しめないくらいなら、さっさと寝てしまえ。

だから…人生、日々更新。