心を亡くす、と書いて「忙しい」と読む
…なんて、よく言われる。

忙しすぎて、
言葉や行動が雑になったり…
不義理をしたり…
それは確かにある。

確かにあるけれど…じゃあ、どうする？

悪いところは、
まず気がつかなければ直らないが、
気づいただけでは、まだまだ不充分。

そこで、こう考えた。

結論は…
たとえ忙しくたって、
できるようになればいい。

スポーツなどで練習をするのは、
いちいち考えずとも機敏に動けるようするため。
そこまで、できるようにして試合に臨む。

忙しい時というのは、いわば試合本番なんだ。

本番になって忘れてしまうなんてのは、
つまり訓練不足だってこと。

人づきあいだって同じだよ、きっと。

いくら忙しいからといって、
信号も、左右の道も見ずに
車で交差点に突っ込んでいく馬鹿はいない。

運転に慣れていれば、
ポイントをチャッチャと確認して
機敏に進んでいくものだ。

社会生活を営んでいる以上は
暇な時も忙しい時も、
実はやらなきゃならないことは基本的に同じ。

ただ、忙しい時は、
それを早くやらなければならないのであって、
決してやらなくていいわけじゃない。

さぁ、訓練の成果を見せるのは今だ。

だから…人生、日々更新。