話の最中に時々
「何だろう? えーと…」と
自問自答をしながら話すのが
癖になっている人をたまに見かける。
仕事に関係のない
漠然とした話なら、まだ許せるけれど…
具体的に動かなければならない、
期限が決まっている仕事の話で、
そんな話し方をされると、正直…イラッとするんだよな。
そうして自問自答しながら、
熟慮の末を相手に伝えている
…というポーズを作っているように見えちゃう。
いずれにしても、他人の時間を使って
自分の話を聞いてもらおうというのなら、
もっと言いたいことを整理してからにしろ
…と言いたくなる。
考えながら話す…ってことは必要かもしれない。
でも、それは自分にとって必要なことで、
相手にとって必要なことではない。
つまり、準備が足りないだけの話。
レストランで注文をする時…
ボーイやウエイトレスを呼ぶのは
注文が決まってからだろう?
料理に質問がある時だって、
質問の内容は決めてから呼ぶだろう?
ボーイやウエイトレスなら待たせたって、
表面的には怒らないだろうけど…
客先や上司に向かって、それは明かなマイナスイメージ。
思慮深さを見せようとして、かえって馬鹿丸出しだぞ。