Episode No.3839(20101214)
小さな感情

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考えてみれば、
ほんの些細なことで
一喜一憂している自分を
客観的に見てみると…
すごくみみっちいようでもあり、
ある意味幸せなようでもある。

茶柱が立つくらいでも
喜びを感じることはできるし…

見も知らぬ遠い国の誰かが、
悲惨な死を遂げれても冥福を祈りたくなる。

結局自分を動かしているのは
理屈や大義名分ではなく、小さな感情だ。

小さな感情に左右されても
生活が左右されないなら、
やっぱり幸せなんじゃないか?

それとも、その小さな感情が
小さいと言えるのは…
生活を左右しない範囲を
あらかじめ定めているからだろうか?

どんな大きなものだって、
小さなものの集まりには違いないけど、ね。

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