Episode No.3723(20100731)
フィット感

鉄馬小屋日記」は、
その後まったく更新していないけれど、
ここのところまた俄然、
バイクに乗るのが楽しくなってる。

正直…
260kgもある大型バイクは
ガレージから出すのも面倒だ。

えっちら、おっちら、
やっとの重いで引きずり出して、
隣近所を気にしながらエンジンをかけ、
アイドリングをしている時間があったら…
原付にひょいとまたがれば、
ヘタすりゃ10分先の事務所に着いてちまう。

コンビニに寄るのだって、
大型バイクじゃ躊躇われる。
…カゴないし。

出かければ駐車場がなくて困る。
燃費は悪い。
コケたら…死ぬ可能性だってある。

そうまでして何故乗るのか?
まったくもって…趣味や気分の問題でしかない。

体に悪いと知っていて飲む
酒や煙草と基本的には同じだろう。

それだけに…楽しいんだ。

最近、また調子にのって、
オークションで落としたマフラーや
ハンドルを交換して、ますます楽しくなった。

バイクの改造は気分もさることながら、
安全性のうえでも不可欠なことだと思う。
むろん、無謀な改造でなければの話だが。

車ならドライバーの体に合わせて
シートが前後したり、ハンドルが上下したりして
調整が効くけれど、バイクはそうはいかない。

それでいて車以上に
全身を使ってバランスをとりながら運転するもの。
…だから、バイクこそ体に合っている必要がある。

ハンドルは、やや広がったノーマルタイプから、
短めのアタックバーに交換した。

HD-XL883L digitake.com

短くなると舵が切りにくくなるようだけど…逆。
もともとバイクは傾けないと曲がらない。
とくに大きなバイクになればなるほど。

体の大きさに反して広がったハンドルだと、
少しきっても両手を広げるようなカタチになる。

するとへんにバランスをとろうとして、
曲がる方向とは逆に体重がいっちゃっちりして、
大回りになってしまう。

ハンドルが短くて、きっても腕が伸びなければ、
体重移動も無理なくできる
…ということが今回の大きな発見。

街中をちょこちょこ走るには、この方が向いてるな。

さて、バイクに乗って何処に行こう…
実はそれが定まらないのが目下の楽しい悩みだ。

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