Episode No.3218(20081219)
景気と病気

クリスマスの
イルミネーションが眩しい銀座を歩く。
むろん、仕事帰りで・・・
遊びに行ったわけじゃないけど。

100年に一度の不況・・・
見通しの立たない減収・・・
リストラにあえぐ人々・・・

そうした連日のニュースが
「ホントかよ?」と思えるくらい
街は華やいでいる。

オイルショックやバブル崩壊の時も、
きっと
同じような感じだったんじゃないかな?

みんな「知識」としての
景気の悪さは知っているし・・・
確かに懐具合も淋しくはなってきてる。

だけど・・・
そういうことは、
努めて考えないようにしている感じがする。

考えても仕方ないし、
そのうち何とかなるだろう、と。

景気と病気は似ている。

痛くなって
普通の暮らしができなくなってから・・・
こんなはずじゃなかった、と
たいてい誰でも思うんだ。

来年は・・・もっと、ひどくなるぞ。
早めに手を打たないと、ね。