Episode No.2709(20070427):
仕事を救う方法
連休前は何かと急がしい。
しかも月末だし・・・。
みんなもきっと忙しいだろうね。
・・・お疲れさまです。
みんなが一斉に休んでくれないと、
こちらもオチオチ休んでいられず
・・・不安だよね、何となく。
他人とは違う
自分だけの人生を演出したい
・・・なんてカッコつけてみても、
結局、自分が住んでる世界は
他人との関わりの中で作られている世界。
そもそも・・・
他人とは違う、なんて
他人を引き合いに出さないと
自分の優劣も信じられないなんてのは
・・・本当はおかしいよ、ね。
NHKの元アナウンサー山川静夫さんが
NHKのインタビュー番組に出ていた。
インタビュアーも大先輩を前に、
さぞやりにくかったでしょう。
私の宝物というコーナーがあって、
そこで山川さんが取り出したのは
・・・一冊の古びたノート。
山川さんの父上が
山川さんが生まれた時につけていた
育児ノートだそうだ。
父親が書く、無骨な育児ノートに
山川さんは大感激している。
言葉などつたなくても
本当の思いは伝わるもの。
技術を越えたその部分を
アナウンサー時代、山川アナは目指したという。
後輩が「どうしたらそうなれるか」尋ねた。
山川さんの答えは実にシンプルだった。
「いい人間にならない限り、いい仕事はできない。
人間的にいいから、
その人から出てくるものがいいんですよ」