でじたけ

digitakeの種 [980928版]

What's digitakeのページに常備薬なんか出してしまったものだから、いただいたメールなどを読むと、なんだか私は病弱な読書家のように思われているようですが、本人は運動不足であることをのぞいては、いたって健康。好物のうなぎを週に最低3度は頬張って周囲からは怪訝な目で見られています。

常備薬は確かに飲んでいることは飲んでいますが、単に薬の容器って案外キレイだなぁと思って出しただけですから、あんまり気になさらないでくださいね。

読書という点については、もともとそれほどたくさん読む方ではありませんでしたが、確かに最近は読むようにはなりましたね。

ただ、今までは量は読みませんでしたが、同じ本を繰り返し読むことが多くて、ほとんどまるまる一冊暗記してしまうようなこともありました。

最近は、むしろ最初から最後までジックリと読むことは少なくなりましたが、本屋に行って「これは」と思う本は手当たり次第買っています。だから、一度本屋に行くと、出てくる時には必ずと言っていいほど紙袋を抱えています。

別に、すぐに読む本ばかりじゃないんですが、フト思い立った時に手元にないとイヤなんです。後で探しに行ったら、なくなっていたりすることも多いし。これもひとつの出会いのようなもので、一期一会というか・・・。

すべてがdigitake.comのためだけではありませんが、そういう意味では結構このホームページ作りには金がかかっていると言えるかもしれません。

ピソードを書くうえでは、子供向けの「まんが偉人伝」みたいなものを参考にして、よくズルしてます。この手の本は子供向けに書かれているだけあって、すごくわかりやすいんです。まんがだから早く読めてしまうし。基本的な知識を身につけるうえではバカにならないと思います。まず、こうした本で概略をつかんでおくと、もっと難しい本を読んだ時にも理解が早いし、最初から興味を持って読めるのでつらくなくなります。

ゲーテいわく「興味のなくなるところ、記憶もまたなくなる」と、いうやつです。

空対談を思いついたのは、実は手元の資料でエピソードのネタに、ちょっと困った時でした。

エピソードでは、誰がどういう境遇で何をした・・・ということを書くのが基本的なスタンスですが、その時はちょうど語録集みたいのばっかりあって、その発言がはたしてどのよう場面に立たされて出たものなのかが、よくわからなかったんです。

そこで、そういう語録集を組み合わせたら・・・と思いたったのが架空対談というわけです。

生きてる時代も国も立場も違う人たちなのに、何か共通のメッセージみたいなものが見えてくると、人間の原理みたいなものは同じなんだなと感じてしまいます。

そういうわけで1分でも時間があれば、何か本を開く・・・ように最近はなってきました。


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