Special:1,000日+えんにちスペシャル

思えば、ホームページをはじめて何が一番驚いたかと言えば・・・
住んでる地域も、職業も、年齢も違う数多くの人たちと知り合いになれた、というコト。

ホームページをやってれば当たり前・・・のようでもあるけど
それが本当に自分の人生を変えるような出逢いになるとは思ってもみなかった。

その極めつけが・・・今日(5/27)、駒込で開催される「えんにち2001」だ。

開催内容の詳細については、オフィシャルHPをぜひ覗いてほしいんだけど・・・
高校時代、漫研の部長だったとはいえ、スブの素人の私が・・・
まさか、プロの漫画家さんたちといっしょに何かできるなんて、とても信じられない。

インターネットでの出逢いと言うと・・・
最近は犯罪がらみのモノばっかり話題になってる。
確かに匿名性の高いバーチャルの世界には・・・危ない人も少なくないとは思う。

だけど、いかにパソコン越しだろうと・・・その向こうにいるのは生きた人間。
ケンカっ早い人には、同じようにケンカっ早い人が突っかかってくるだろうし・・・
独り言のようなコトだかり書いてる人のところには
同じように、まったく会話が成り立たないようなコトを書いてくる人も多い。

つまり、見かけはいかにバーチャルでも・・・やっぱり、類は友を呼ぶ。

1年ほど前、勇気を出してオフ会というモノに参加してから・・・
ますます、その思いは強くなった。

不思議だなと感じたのは・・・
住んでる地域も、職業も、年齢も違う人たちが集まっているはずなのに
集まってる人たちを見ると、何だか小学校の時の教室みたいなんだな。

常にワーワー言ってるやかましいグループがあって(これは私)。
それを見て楽しんでる人たちがいて・・・
一方、そんな騒ぎに関係なく、淡々と何かしてる人もいたりする。

人の集まりっていうのは、だいたいそんなモンなのかも知れないけど・・・
結局、自分のポジョンは、どんな場所にいっても、あんまり変わらない。
そのことが何だか衝撃的な感じさえした。

新しい出逢いがあると、確かに人は変わるモノだけど
それは、おとなしい人がもっとおとなしくなっちゃったり・・・
やかましい奴が、もっと手がつけられなくなったり・・・
つまり持ってるモノが増減するだけの話で、性格がコロッと変わるモンじゃない。

何度も似たような話ばっかり書いてるような感じだけど・・・
やっぱり、自分を変えるコトができるのは、他人じゃなくて自分だけ。
もっと言えば、どんな孤独に耐えて人前に出てきたか、というコトだと思う。

部屋の模様替えをするように新しい友達を求めても・・・
変わったと思えるのは気分だけ。
ヘタをすると違う場所で、また同じ過ちを繰り返すだけのコトになっちゃう。

連日更新1,000日の思い出は、1,000回分の孤独の思い出でもある。

いくらパソコンが発達しても・・・思っただけでテキストにはならないからね。
むしろ書き起こすと、自分の矛盾が具体的に見えてきたりして・・・整理するのが大変。

ホーページの連日更新1,000日なんて・・・実は誰にだってできる。
コンテストで入賞するのように誰かに認めてもらわないと成り立たないというモノでもないし。

もちろん読んでくれる人が大勢いれば嬉しいし、励みにはなるけれど
本当の相手は・・・自分だけ。

人に負けるのも悔しいけど・・・自分に負けたら逃げるトコなくなっちゃうモンね。

石の上にも何年・・・なんてよく言うけど
1,000日くらいやってみると、自分なりに何となくわかってくるコトもあるし
気がつけば、ものすごい知り合いもいっぱい。

奇しくも連日更新1,000日を迎えた次の日が開催日、というのも何か縁を感じるなぁ。

・・・とか何とか言いながら
1,000日記念「えんにち」記念で、今日はお気楽な文章を書かせてもらったけど・・・

明日からは、また通常ペース。
ここで止める気もまだないし、ね。


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