でじたけ流 教育論「顔負けで行こう」
 

でじたけ流“教育論”
第984回「顔負けで行こう」

でじたけ流教育論 digitake.com


子供が大人顔負けのことをすると
…凄いって思うでしょ。

年もいかない子供が、
自分の脱いだ靴を
ちゃんとそろえたりすると
…偉いって誉められる。

逆に…
大人が子供と同じことをすると
…大人のクセに何だ?
とか、思われちゃうし、
当たり前のことをしたって
誉められることはない。

でも…
大人の言う「当たり前」というのも、
結構いいかげんなもの。

学生時代にした勉強の内容なんて、
忘れているのが当たり前になってる。

そこで…
あえて歴史の基礎知識などを
話してみると、
結構、関心されたりする。

つまり、いい年した大人が
学生顔負けのことをするわけ。

幸い学生時代に
まともに勉強しなかった自分は
歴史の知識なんて
持ち合わせていなかったので、
思い出すどころか、すべてが新しい。

新しいから楽しくなって、
自慢しているうちに覚えてしまう。

よく「心は少年」だって
言われるけど…
たぶん、こういうところなんだろう。

子供は大人らしく、
大人は子供らしく、
…することの方が
できない者同士が慰め合うような、
当たり前でいるより、
はるかに努力はいるけれど、
確実に楽しい人生にはつながる。

ただ、
まず大人にならなければいけない。
子供のままでいていいわけじゃない。

大人になる、とか
ならない、とかいうのは、
選べるものではなくて、
そうならなくてはならないもの。

子供服を着た大人じゃ、
誰も大人とは認めてくれない。

子供のままじゃ、
顔負けどころか…名前負け。

やっぱり…人生、日々更新。

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