でじたけ流 教育論「偶然の活かし方」
 

でじたけ流“教育論”
第981回「偶然の活かし方」

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会いたいと思っていた人に
偶然出会う…ということがよくある。

同じ店で出会ったり、
同じ電車に乗り合わせたり…
そんなことが日常的にあるので、
もはや、
あんまり驚くこともなくなってしまった。

週末…
飲んだ帰りに横浜で電車を待った。

そろそろ
娘も帰宅する頃だと知ってはいたが、
やがて電車がやってきて、
扉が開くと、真正面に娘が立っていた。

伊豆急線でもよく知人に会うが、
ガラガラの3両編成とは違い、
横須賀線は15両編成の満員電車。

仮に同じ車両に乗っていても
隣の扉から乗り込んでしまったら、
まず気づくこともないだろう。

1両あたり扉は4つ。
グリーン車を除けば、車両は13あるので、
4×13=52…
つまり、同じ扉に乗り合わせる確率は
52分の1というわけで、
ちょうど
トランプから1枚引き当てるのと同じだ。

こうした偶然にも、
いちいち驚かなくなったおかげで、
いきなり本題に入ることができる。

これが運命に順した動きというもの。

最寄り駅に着くまでの間、
この春就職した
仕事先の話をいろいろと聞いたりする。

スマホで曲を聴くのに熱中し、
正面から乗り込んでくる
父親に気づかない娘の頭を
軽くパチンとはたいてみたが…。

驚いたのは娘本人より、
周囲の乗客だったかもしれない。

やっぱり…人生、日々更新。

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