でじたけ流 教育論「次男の原付挑戦記」
 

でじたけ流“教育論”
第971回「次男の原付挑戦記」

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姉を追い越して、
自動車免許を取得した大学生の次男。

ウチには自家用車もあるのだが、
自ら運転したいとは言い出さない。

珍しく次男と2人で日曜日に家にいたので、
せめて原付くらい乗れるようにしたら?
…と誘いかけてみた。

普通自動車免許があれば、
原付は運転できる。

しかし今は
教習所での原付教習の時間はないらしい。

放置していて
汚れ放題だった原付を引っ張り出して、
エンジンのかけ方から教えた。

やり出すと面白いようで、
わりと積極的に練習に臨むが、
初めて1人で
エンジン付きの乗り物を操作する姿は、
おっかなビックリ。
見ていて実に滑稽だ。

早速、原付でコンビニまで
買い物を申しつけた。

ところが、なかなか戻って来ない。
頼んだロックアイスが溶けちゃうじゃないか。

無事帰還した次男に
何故そんなに時間がかかったのか尋ねると、
なかなか右折が思うようにできず、
左折で入れるコンビニまで、
かなり大回りをしてきたようだ。

最初はみんな、そんなモン。
習うより、慣れるしかない。

そして、
危険に配慮しながら
慣れさせることが親の役目だな
…と改めて思う。

自分で行った方が
早いし、心配もいらない。
だが、
それでは、いつまで経っても
子供はできるようにはならない。

教育する側の
安心を優先したのでは、
それは教育者ではなく、
ただの管理者に過ぎない。

やっぱり…人生、日々更新。

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