でじたけ流 教育論「人生ドライブ」
 
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20190303

でじたけ流 教育論969回 人生ドライブ

でじたけ流教育論 digitake.com


大学生の次男が普通自動車免許を取得した。
早くから教習所に通っていたものの、
バイトを優先していた姉は、
ようやく仮免許…予想通り、抜かされた。

学生時代には
車にさほどの興味を持たなかった長男は、
自動車メーカーに就職して、
がぜん車に熱中するようになり、
最近は社員寮から
自分の車で帰ってくるようになった。

初めてローンを組んだ車を
家族に自慢したくて…
しかし、そこはエンジニア端くれ、
いきなりボンネットを開けて
エンジンを自慢する。

車は、いろいろ持っているものの、
軽自動車ばかりだし、
色やカタチでしか選んだことのない父親は、
エンジンを見せつけられても…
「大きいな」としか言えない。

子供たちに、
できることが増える分、
親としては心配も増える。

行動範囲が広がれば、危険も増える。

だが、これは致し方のないこと。

車を運転していれば間々あることだが、
決して予定通りに
目的地にたどり着けるわけではない。

渋滞もあれば、通行止めもあり、
車の調子が悪くなることもある。

そうしたアクシデントに対応しながら、
目的地に向かって進むのは
…まるで人生も同じ。

目的も大事だが、
そこに近づくための手段も選ぶ必要がある。

選ぶためには、
できることを増やすしかない。

そして、
予定通りにいかない時にどうするか?
そこで工夫し、
乗り越えていくことが一番大事。

それができなければ、
どんな高級車に乗っていても意味がない。

やっぱり…人生、日々更新。

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