20190127

第964回　日々、ケツ叩き

卒論のプレゼンを終えた長女は、
あいかわらずバイト三昧の日々だが…
試験を終えて休みに入った大学生の次男も
バイトに明け暮れるようになった。

外で働いて、
自分都合ではいかない世間の厳しさの、
断片だけにでも触れることは
大変いいことだと思うのだが…

その反動で、ウチに帰ると
返って自分都合に陥る面も少なくない。

こと、風呂の順番待ちの間に
コタツで寝込んでしまい、
順番になっても一向に起きないのには
困ったものだ。

そういう中途半端さは嫌いなので、
とことん起こす。

寝るなと言っているんじゃない。
寝るなら布団で
ちゃんと寝ろと言っているんだ。

先日、次男がソファで寝込んでいる時には、
あと５分で風呂に入らないと、
風呂の栓を抜くと言ってやった。

ブツブツ言ってはいるものの、
ソファからは、なかなか立ち上がらない。

あと３分…
あと２分…
カウントダウンは続く。

そして、
あと１分になったら、
もうカウントダウンはせずに、
時間になったら黙って栓を抜く。

…と宣言したところで、
次男は、ようやく立ち上がった。

風呂に移動する間も、
まだブツブツ言っていたが…

そうやって、
自分の疲れを計算に入れることが、
できなかったお前が悪い。

…と一刀両断。

誰にも文句を言われたくなければ、
誰にも文句を言われない
自分の城を自分で築くしかない。

しかし…
自分の城を築いた瞬間、もう
…だらけてなんていられなくなる。

やっぱり…人生、日々更新。

tweet please