でじたけ流 教育論「子孫は平和に暮らしているか?」
 
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20180805

でじたけ流 教育論939回 子孫は平和に暮らしているか?

でじたけ流教育論 digitake.com


今日は父方のおじいちゃんの命日。

唐人お吉や
ハリスに仕えた少年の年譜には、やや詳しいが、
自分の先祖については、実はよく知らない。

最近、従兄弟がまとめてくれた
おじいちゃんの年譜を見ると…

明治29年(1896)生まれだから、宮沢賢治と同じ年。

アメリカでは、ヘンリー・フォードが
四輪自動車の試作に成功した年でもある。

尋常高等小学校を卒業後、
7月30日からは大正元年となる明治45年(1912)の2月に
16歳で村役場へ書記として就職し、20歳になると軍隊に入隊している。

27歳で朝鮮軍司令部歩兵曹長となり、28歳で結婚。

昭和に入って内地に引き上げ、第二次世界大戦前には除隊し、
学校や郵便局、市役所務めをしていたが、
41歳で再度召集され、43歳で南支那に派遣された。

年齢的なこともあったと思うが、
幸いにも43歳で召集解除され、
戦後は再び市の職員として53歳まで働き、
晩年は日本赤十字社の協賛委員などの活動をしている。

その後、75歳まで活動を続け、
昭和55年(1980)の今日、8月5日に84歳で亡くなった。

祖父母はみな明治生まれだった。
今こそ明治時代の話を聞きたいのだが、
すでに大正生まれで元気な方は珍しい。

いよいよ来年は平成も終わりを迎える。

平成が終わると、
昭和生まれと同じように年寄りに思われるから
平成が終わるのは嫌だ
…と言っていた娘は、
春休みに行ったタイに続き、
今度はカンボジアに行っている。

平成生まれの娘は、ひい爺さんとの面識はない。

ハタチそこそこの娘が
ボランティア団体に参加するとはいえ
1人で海外渡航するという話を
おじいちゃんが聞いたら…何と言うだろう?

やっぱり…人生、日々更新。

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