でじたけ流 教育論「今年も熱い夏」
 
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20180722

でじたけ流 教育論938回 今年も熱い夏

でじたけ流教育論 digitake.com


会社の寮にいる長男から、
お中元が届いた、とカミさんからLINE。

ほほーっ
…と思って帰宅すると、
なかなか洒落たゼリーのセットだった。

が、よく見ると
宛名が自分…つまり長男の名前になってる。

聞けば会社関係の付き合いで
購入したものらしいが、
当然、家族宛なのに
実家宛だから自分宛にしてしまった
…というところが、
社会人としてツメの甘いところ。

ま、ありがたくいただくとしよう。

長男からも毎日のようにLINEが入ってくる。
故郷は遠くにありてLINEマメ…になるようだ。

それに引き替えマメさが足りないのは長女。

毎日駅に着くギリギリになって迎えを頼む。
もっと早く連絡をくれれば、
やりくりが楽なものを…。

本人は「じゃあ歩いて帰る」と言い放つが、
米夫即なってそんなでは、こっちが落ち着かない。

連絡は、
自分のため…ではなく、
周囲のため…にするものだ。

そして、いつものことながら堪忍袋の緒が切れる。

今、長女はこの夏休みに、
また途上国へボランティアに行こうとしている。

だが、周囲の心配顧みずでは、
とても送り出すことはできない。

おじいちゃん、おばあちゃんは、
うまく丸め込む手段を身につけたつもりでいても、
親はそう簡単に丸め込まれるわけにいかない。

そこで…
ただちにパスポートを提出し、
出発までの生活態度によって、
パスポートを返すかどうか検討する
…と言い放つ。

いくらブツブツ言ったところで身から出た錆。
従わないわけにはいかない。

いくら外面をよくしても、
身近な者の信頼と協力がなければ、
自分のやりたいことなどできないのだ。

そのことを
社会に出る前に知らしめるのは親の役目だろう。

長女が叱られている様子も、
今やLINEで遠方に住む長男が把握している。

もし、真横にいたら、
自分が叱られている時のことを思い出しながら
苦笑しているだろうが、
今はLINEに…
笑笑
…と書き込んで、妹を挑発する兄。

さて、長女はどこに意地をはるか…?

やっぱり…人生、日々更新。

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