でじたけ流 教育論「親という関所」
 
  人生日々更新 -Main-
20180715

でじたけ流 教育論936回 親という関所

でじたけ流教育論 digitake.com


末っ子の次男は、
昔からわりと何もねだらない。

ランドセルも学習机も
長男のお下がりでいいと言うし、
何か食べたいものはあるか?
…と尋ねても、
あるものでいい、と言うのが常だ。

兄や姉、
まして父親の自己主張が激しいせいか、
この家で生きていくには、
長いものにまかれるのが得策
…だと悟りを開いているようにも見える。

…が、しかし、
熱中しているゲームに関しては話は別。

何か特典が得られると知ると、
家族のアカウントを使って
1人1回の無料アイテムなどを
ゲットすべく画策する。

つい先日は、
クレジットカードを使わせて欲しい
…と言い出した。

だが、その説明は必ずしも充分ではなかった。
少なくともゲーム嫌いの父親にとっては。

使う金額は、わずか100円だが、
欲しさ優先でリスクについて
充分に考えられているとはいえない。

父親のカードを使って
万が一のことがあれば
100万の損失が出かねない。

ならば社会人となって
カードを持ちたての、
ゲームにも理解がある兄に相談しろ
…と拒絶した。

長男のカードなら、
万が一のことがあっても
損失は10万程度で済むだろう。

次男はさんざん腐っていたが、
結局、兄に電話をかけて、
とりあえず欲しいモノはゲットしたようだ。

その代わりに、
どんな条件を出されたかは知らない。
きっと何か条件は出されただろう。

頼めば必ず何とかなる…のであれば
人生に悩み事など存在しない。

プレゼンテーションは
自分の考えを
相手の立場で説明できなければ
決して理解は得られない。

さて、今、長女は、
また今年も海外ボランティアに出かけようと
画策しているが…
まだまだプレゼンは通っていない。

やっぱり…人生、日々更新。

Copyright 1998-2018 digitake.com. All Rights Reserved.


人生日々更新 -Main-