でじたけ流 教育論「人を磨くのは人」
 
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20180506

でじたけ流 教育論926回 人を磨くのは人

でじたけ流教育論 digitake.com


学校の先生は若く見える。

何十年ぶりの同窓会などがあると、
見た目では、どっちが先生だか
わからなくなるようなこともしばしばだ。

先生の若さの秘密は、
つねに自分より若い連中と過ごしているから
…だろうな。

しかも、
それが何年かに一度は、そっくり入れ替わる。
普通の会社じゃ、あり得ないことだ。

田舎から出て来たばかりの娘は、
もちろん自分に自信はもてないし、
見た目も態度も田舎くさい。

ところが、何年か都会にいると、
すっかり垢抜けて木綿のハンカチーフ。

常日頃から
大勢の人と会ったり、
人に見られていることで磨かれていく。
少なくとも、見かけは、ね。

ネットのおかげで、
今やずっと家にいても
情報はふんだんに入ってくるし、
買い物すら行かなくていい。

しかし、
人は人と関わっていないと磨かれないし、
はつらつとした若さを保つこともできない。

日常積み重ねていく勇気の最たるものは
…他人に会う勇気ではないかと思う。

親は子供が家にいてくれる方が安心だが、
子供が大人になっていくためには、
他人の間でもまれることが必須条件。

勇気は貯金ができるものじゃない。
いざという時に出せば
…なんて思っていても、
いざという現実を認めない臆病さを育てるだけ。

やっぱり…人生、日々更新。

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