でじたけ流 教育論「スタートライン」
 
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20180114

でじたけ流 教育論910回 スタートライン

でじたけ流教育論 digitake.com


次男が
センター試験というやつにのぞんでいる。

まともに勉強してこなかった自分からすると、
何がどう大変なのかもよくわからない。

受験の時には、まるでこの試験で
人生が決まってしまうが如く感じるもの。

しかし、
決してそうではないことは、
少しまわりを見渡せばわかる。

これを受験真っ只中の奴に言っても、
闘志が半減してしまうだろうが、
本当のことだから仕方ない。

この間、何かの記事で読んだんだけど…

今はPCに向かって仕事をするのが普通。
で、PCはネットにつながってる。

わからないことや、
忘れてしまったことは、
すぐさまキーボードを叩けば
答えが出てくる。

つまり記憶に頼る必要はない。

ならば、
記憶力を競う試験に、
どれだけの意味があるのか?

…まったく、その通りだと思う。

必要なのは、
検索をしなくてもいい能力…ではなく、
何を検索すべきか…を判断する能力だ。

試験会場の最寄り駅に
何時に着く…というところから逆算して、
家の最寄り駅を何時に乗らなければならないのか?

そして、そのためには
何時に車で送ってもらう必要があるのか?

それを調べて、頼むのが、必要な行動だ。

そこを押さえられないと、
試験の成績どころではない。

全国に58万2,671人いるという受験生のうち、
天候に恵まれた関東にいるだけでも幸運だが、
幸せな場所にいると
見過ごしてしまいがちな危機感に気づくことが、
これから自分の道を開いていく上で
…何より大切なことになるだろう。

やっぱり…人生、日々更新。

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