でじたけ流 教育論「正月の訓辞」
 
  人生日々更新 -Main-
20180107

でじたけ流 教育論909回 正月の訓辞

でじたけ流教育論 digitake.com


幸いなことに、
今年も正月には親兄弟とその家族が集まって、
楽しいひとときを過ごすことができた。

毎年恒例となっているのが、
ひとりずつ今年の抱負を話すこと。

子供たちは、それが発表できないと、
お年玉にありつくことができない。

子供たち…とは言うものの、
学生生活が長いだけで、
もう成人してる奴もいるけどね。

今年、自分が話したのは、
ざっと以下のようなことだった。

仕事を頑張る…のは当たり前。

若い頃「将来」だと思っていた
年齢はとっくに越えている。

やろうと思っていたことは、
今やっていなければならない。

そして、若い人たちに心得てほしいのは、
進化しているのは道具だけで、
人間はちっとも進化していないということ。

いくら便利な道具を頼っても、
人とのコミュニケーションができなければ
物事はうまくいかない。

言葉遣いがなっていなかったり、
場の空気が読めなければ、
ブログが炎上するようなことになる。

…とまぁ、例によって偉そうに、ね。

便利になればなるほど言い訳はできなくなる。
便利な道具は、
使いこなせてこそ便利だが、
使いこなせなければ危険である。

歩いていて転んでも
すり傷をつくる程度だが、
車を運転していて、車を転倒させたら、
大けがどころではすまないかもしれない。

世渡に大切なのは、
道具や立場ではなく、
道具や立場を使いこなせる自分でしかない。

最もそういうことは…
多少痛い目をみないと、
なかなか実感できないもんだけど、ね。

やっぱり…人生、日々更新。

Copyright 1998-2017 digitake.com. All Rights Reserved.


人生日々更新 -Main-