でじたけ流 教育論「ケジメの時間」
 
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20171217

でじたけ流 教育論906回 ケジメの時間

でじたけ流教育論 digitake.com


大学院生の長男と
大学3年の長女は、
最寄り駅から電車で…。
高校3年の次男は
自転車で通学している。

ウチから最寄り駅までは
自転車で10分弱、徒歩20分くらい。

長男は自転車で出ることも多いが、
長女は歩きがほとんど。

帰りの時間もバラバラだが、
毎日、LINEで見通しを尋ねる。

出がけに書き込めと、
さんざん言っているが、
結局、毎日、聞くことになる。

見通しがついていれば、
それに合わせて仕事を切り上げたり、
カミさんに拾ってもらうこともできるが、
あと何分で駅に着くと言われると
慌てて支度をしなくちゃならない。

そんなこんなで
毎晩バタバタと車が出たり入ったり…。
家族全員が帰宅すると
今度は風呂の順番を競うことになる。

希にみんなが早く帰っていると、
気兼ねなく残業ができるが…
つい体力の限界まで仕事をしてしまい、
気づけば午前様
…なんていうことも間々あるので、
それはそれで考えものではある。

時間に追われるのは嫌だけど、
締切は決めてかからないと、
いつまでもダラダラやることになってしまう。

仕事に限らず勉強も、
趣味の活動ならなおのこと、
いくらやってもキリがない。

ケジメをつける習慣がないと、
中途半端な状態が続くだけだ。

自分独りで頑張っているつもりでいても、
ある時点に来たら、
他人の評価を得なければならない。

そうして、方向を調整しながら
進めて行かないと、
結局は独りよがりで
何のためにやってきたのか
意味のわからぬものになりかねない。

他人の前に自分なりの成果をさらすのは
非常に勇気のいることで…
準備はいくらやってもし足りないのだが、
それが故、
締切を定めないことには完成しない。

どうせ締切時間を決めるのであれば、
何か別の理由があった方が決めやすい。

そこで、家族の帰宅時間を利用する。

本当は
家族に合わせている…のではなく、
自分のケジメをつけるために
やっているだけのこと。

やっぱり…人生、日々更新。

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