でじたけ流 教育論「子供たちとの最近の対話」
 
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20171029

でじたけ流 教育論899回 子供たちとの最近の対話

でじたけ流教育論 digitake.com


【次男(高校3年)篇】

台風の夜、塾まで車で迎えに行ったが、
いつまでたっても出てこない。

LINEを確認すると、
すでにバスに乗って帰宅中だという。

バスに乗る前にLINR見ろよ〜。
そもそも、
塾の正面に駐まってる車に気づけよ。

そんなことでは
道に落ちてる金を拾うことはできない。

俺なんか、車で走ってたって、
道ばたに落ちてる財布に気づいて拾うんだぜ。

【長女(大学3年)篇】

珍しく連続ドラマにハマった。
NHKの「植木等とのぼせもん」。

一杯やりながら
最終回の録画を見てホロリとしていると…

後ろでソファにひっくり返っていた長女が
「おとうさんがドラマ見て泣いてるーっ」
…とはやし立てた。

いつも怒っているのは、お前たちのせい。

本来の父は、
自分で書いてる物語を読み返しながら、
涙が止まらなくなって
続きが書けなくなるくらい涙もろい一面もあるんだ。

【長男(大学院?年)篇】

来年、自動車メーカーに技術職として就職が決まった長男。
長い学生生活とも、いよいよお別れ。

最近は大学の研究室に籠もっていることも多いが、
自動車業界のニュースは気になるようで、
よく業界のニュースをLINEにリンクしてくる。

確かに今、自動車業界は
100年に一度の大改革が進められていて、
先行きは不透明。

しかし、それは何も…今はじまったことではないだろう。

こんな話をしてやった。

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新しい枠組みを決めるのは技術ではなく、結果的には政治だ。

エジソンは100年前に電気自動車を走らすため
バッテリーを開発していたというのに、
石油の利権に負けて、電気自動車は普及しなかった。

もちろん、今ほどの技術もなかったとは思うが、
現代までその技術開発を遅らせたのは、
まだまだ石油で儲けている連中が世界を牛耳っていたからだ。

ちなみにエジソンは街に電球を灯すために、
電気を作るためのダム開発を思い立ち、
ダムを造るための速乾コンクリートを発明した。

また、山中でのダム建設で
作業員が宿泊するためのプレハブ小屋も開発した。

そこまでやって、ようやく街に電球が灯った。

ダムを造るための開発された速乾コンクリートは、
その後、アメリカのハイウェイを作るために使われた。

エジソンの自動車開発は時代に潰されてしまったが、
車が走る道を作ったことで、その落とし前をつけたんだ。

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長男の返信「かっけぇ」

男は、カッコつけるために生きている。

やっぱり…人生、日々更新。

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