でじたけ流 教育論「話す・伝える」
 
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20170827

でじたけ流 教育論890回 話す・伝える

でじたけ流教育論 digitake.com


大学生の娘は
連日のバイトが終わったかと思ったら、
次の日から実習で保育園に通っている。

娘は教育学部の学生だ。

あいかわらず
疲れを計算してないハードスケジュールで、
毎日帰って来たとたん横になって、
起きると実習のレポートを書くという毎日。

こんな風だから、
家では常に寝起きで機嫌が悪い。

愛想というものはすべて、
バイト先や実習先で、
使い果たしてきているといった感じだ。

それでも毎日新しい経験があるようで、
それについては、よく話す。

誰に似たのか…
うちの子供たちはみんな話好きだ。

おそらく
一番大人しい高校性の次男が
普通のレベルだと思う。

カミさんも負けじと話すが
…たいてい勝てない。

書いたから
読んでもらえるわけではない
…のと同様に

話すこと、と
伝わること、は
まったく別問題で、
話したから伝わるわけではない。

それでも、たいてい
話したいことが優先されているので、
話した方は伝わらなくても満足
…ということが多いだろう。

そこで印象に残る話ができるか否かは、
身振り手振りによるところも大きいと思う。

せっかく相手と相対しているなら、
身振り手振りを利かせないと、
文章を読ませるのと同じ労力を
相手に感じさせてしまう。

幼児教育の実習を積んでいるせいか、
娘が話す時の身振り手振りは大きい。

言葉の意味だけでは
わからない連中を相手にしているせいだろう。

ところが大人だって、実は同じ。

自分の考えという
邪魔なものがある大人の方が、
かえって聞かせるのは厄介だろう。

自分の話に相手を振り向かせるというのは、
何をするにしても大切な技だ。

その技を知らないと…
肩書きに頼らないと
自分の話を聞いてもらえなくなってしまう。

親の話だから聞け
…というのも
親という肩書きに頼った話ではある。

やっぱり…人生、日々更新。

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