でじたけ流 教育論「謙虚の見本になれるか?」
 
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20170702

でじたけ流 教育論882回 謙虚の見本になれるか?

でじたけ流教育論 digitake.com


今さらながら思うのだが…
子供が生まれると、
親は子供を喜ばせようと、
いろいろやるでしょ。

大人には味の区別がつかない、
いろんな味のベビーフードを買ってきたり…

ドラえもんが好きだとわかると、
何かのチラシでも
ドラえもんが出てるとお土産に持って帰ったり…

寝不足をおして
早朝からディズニーランドへ行ってみたり…

しかし、客観的に見てみると、
そうしたい…のは親の方で、
子供は何も選べずに、
親のしたいことに付き合ってるだけ
…ということが間々ある。

それでも子供は本能として、
そうやって可愛がられていることが
生きる道だと知っているから、
せいぜい喜んだ顔を見せて、親を満足させる。

本当はサービスしてるのは、
親じゃなくて、子供の方なんじゃないかな。

いわゆる反抗期というのは、
反抗することが目的ではなく、
本音を吐き始めただけ、なのかもね。

しかし、そこからなんだ。
本当に一対一の
人間同士の付き合いがはじまるのは。

反抗期を迎えた子供を
元のサービス精神旺盛な子供に戻そうとするのは
…しょせん無茶な話。

そういう無茶を通そうとすると、
やがて人間同士の関係は崩壊してしまいかねない。

サービスはしてあげている…のではなく、
させてもらっている…と考えた方がいい。

そうでないと、つい恩着せがましくなる。
家庭でも、仕事でも、それは同じ。

自分にできることを
やらせてもらっている…という謙虚さを
子供に伝えられるかどうか?

それも親の務めだと思う。

やっぱり…人生、日々更新。

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