![]() 第87回 娘からのチョコレート |
先週はバレンタインデーだったね。
かつては・・・ 誰が、こんなモン決めやかった、と 毎年、腹立たしい思いがあったけど・・・ さすがに結婚して10年ともなると 感情がゆさぶられることもなくなった。 が・・・ そろそろバレンタインの意味がわかってきた 間もなく5歳になる娘からチョコレートを受け取ると あらたな思いもわき上がってくる。 ![]() プレゼンテーターは娘。 去年までは、ただ「はい」と渡してくれたけど 今年は何だかモジモジしながら渡してくれた。 娘が照れていると、こっちも照れる。 妙な感覚だ。 小学2年の長男も、 そろそろ学校でバレンタインデーが話題になるのでは、と 聞いてみた。 まだ本気で好きな男の子に チョコを渡そうという女の子はいないらしい。 それでも・・・ 「隣のナントカちゃんと、おばあちゃんからももらったよ」 なんて、ニヤリと笑うが 乳歯が抜けて前歯がないので、笑顔はまるでレレレのおじさんだ。 ・・・今年は、私の勝ちだな。 こんなことで張り合う男は、やっぱり単純。 しかし、まだまだ息子には負けられない。 いつか、息子に本気でチョコを渡す女の子が現れた時にも 「あと・・・これは、お父さんに」 と、私の分も用意させるくらいの父親になってやろう なんて密かに思う。 息子の彼女から、本気でチョコを贈られたら それはそれでテーマが変わってきちゃうけど・・・ 何かの歳に、ふと思い出してもらえるくらいの存在感は キープしてたいもんだよね。 |
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