20020217
でじたけ流 教育論

第87回 からのョコレート


先週はバレンタインデーだったね。

かつては・・・
誰が、こんなモン決めやかった、と
毎年、腹立たしい思いがあったけど・・・
さすがに結婚して10年ともなると
感情がゆさぶられることもなくなった。

が・・・
そろそろバレンタインの意味がわかってきた
間もなく5歳になる娘からチョコレートを受け取ると
あらたな思いもわき上がってくる。

娘からのカード当然、チョコ自体はカミさんが用意しているのだが
プレゼンテーターは娘。

去年までは、ただ「はい」と渡してくれたけど
今年は何だかモジモジしながら渡してくれた。

娘が照れていると、こっちも照れる。
妙な感覚だ。

小学2年の長男も、
そろそろ学校でバレンタインデーが話題になるのでは、と
聞いてみた。

まだ本気で好きな男の子に
チョコを渡そうという女の子はいないらしい。

それでも・・・
「隣のナントカちゃんと、おばあちゃんからももらったよ」
なんて、ニヤリと笑うが
乳歯が抜けて前歯がないので、笑顔はまるでレレレのおじさんだ。

・・・今年は、私の勝ちだな。

こんなことで張り合う男は、やっぱり単純。
しかし、まだまだ息子には負けられない。

いつか、息子に本気でチョコを渡す女の子が現れた時にも
「あと・・・これは、お父さんに」
と、私の分も用意させるくらいの父親になってやろう
なんて密かに思う。

息子の彼女から、本気でチョコを贈られたら
それはそれでテーマが変わってきちゃうけど・・・

何かの歳に、ふと思い出してもらえるくらいの存在感は
キープしてたいもんだよね。

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