でじたけ流 教育論「娘のカンボジア旅行」
 
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20170319

でじたけ流 教育論867回「娘のカンボジア旅行」

でじたけ流教育論 digitake.com


今年、成人式を迎えた娘は
大学が休みに入ると、
あいかわらずバイト三昧だが、
そこで貯めた金で
カンボジアへ行って来た。

一応、
現地の小学校建設の手伝い
…という半分ボランティア名目。

海外でのボランティアは
フィリピンに続いて2度目になる。

若い時に、
こういった経験をすることは、
いいことだとは思うが…危険も多い。

しかし、
やらなかった後悔をするよりいいだろう
…ということで黙認。

もちろん、
ツアー団体やスケジュールについては、
キチンと説明させた上でのことだが。

けれど、祖父母は気が気ではない。
とくに、お爺ちゃん。

何でわざわざ新興国に行くんだ?
親として許したのか?
…と、こっちが追求されてしまう。

孫に直接意見して嫌われたくないから。

今は先進国の方が、
かえってテロの危険性はあるだろうし…。
家にいさせて安心なのは家族で、
本人は成長できないだろう。

あとは本人から説得させるしかない。

すると結局、お爺ちゃんから
臨時の小遣いをせしめて戻って来た。

さて、旅先の様子は
今やLINEによって
リアルタイムで送られてくる。

小学校のペンキ塗りは2日ほどで、
あとはアンコールワットなどを観光。

楽しんで無事に帰って来たが…。

帰国直前、
自分たちが乗っていたトゥクトゥクの
前を走っていた
別の観光客が乗るトゥクトゥクが、
トラックと衝突し、
大破する現場に遭遇した…という。

血だらけの観光客を見た衝撃は強かった。
一歩タイミングがずれていたら、
自分たちが巻き込まれていたかもしれない。

奇しくもその日は
娘を可愛がってくれた盟友の命日。
きっと守ってくれたんだろう。

今回の旅で
一番勉強になる経験だったと思う。

やっぱり…人生、日々更新。

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