ネットの記事に、
ちょっと興味深い…というか、
自分にとって都合のいい話題を見つけた。
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病院の先生が言うには、寝食を忘れてゲームや趣味に没頭して「気がついたら3時間ぐらい経ってた」っていう経験は誰にでもあると思うんだけどそのとき体では3時間分歳をとってないらしい。だから画家とか趣味を極めてる人は没頭する時間が長いから若く見えるらしい。老けたくなかったら趣味を極めよう。
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そういうことなら、
しょっちゅうあるからね。
その分、歳をとっていなかったら実に嬉しい。
最も自分の場合には、
たいてい時間を忘れて書き物をしていて、
肩がコチコチになってるか…
時間の記憶がなくなるくらい飲んでる時だから、
歳をとろうがとるまいが、
後で相当なダメージは受けているんだけど。
ま、感覚だけは若いつもり。
そんな話を食卓でしていたら、
高校2年の次男が口を挟んできた。
じゃあゲームに熱中してる自分は
歳をとらないからいいんだ。
…と。
さぁ、それを耳にした両親の視線が
イッキに次男へと集中する。
育ちざかりの奴が成長を止めてどーすんだ!
だから、お前はいつまでたっても幼いんだよ。
目を丸くする次男。
完全に墓穴を掘った。
避けることの出来ない衰えを
できるだけ緩やかにしようというのは、
とっくに育ち上がった大人が考えること。
子供が大人の理屈だけを
都合良く拾っても何のプラスにもならない。
幸せのカタチはいつも違う。
何故なら、毎日歳をとっていくから。
若い頃のメシといえば、
とにかく量さえあれば
味はどうでもよかった。
ところが、
そこそこの歳になってくると、
量はいらないけど、
より美味いものを食べたくなる。
若い頃のメシは、
身体を動かすための
直結したエネルギーだが、
歳をとったからは、
心を満たす方が優先される。
したがって、
いくら美味いものでも
若者には物足りないだろうし…
いくら量があっても
年寄りには食べるのも辛い。
幸せでいたければ、
年相応に生きるのが一番だ。
その年代なりの働きと責務を負い、
それを果たすことで得られるのが幸せ。
その上で時間を忘れることに挑まないと
…現実逃避になる。
それは熱中ではなく麻痺だ。
現実から逃避していると、
現実に戻った時に、
きっといきなり疲れて老け込んでしまうだろう。
…浦島太郎のようにね。
やっぱり…人生、日々更新。