でじたけ流 教育論「成人式の子供たち 」
 
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20170115

でじたけ流 教育論858回「成人式の子供たち」

でじたけ流教育論 digitake.com


この間の月曜日は、娘の成人式だった。

長男の時には
スーツ姿を玄関先で
写真に収めただけだったが、
成人式が行われる
横浜アリーナ最寄りのホテルまで
着物一式を運ぶ必要があったので、
付きそうハメとなった。

それ故、成人式は家族そろって出るものだ
…と勘違いしていた娘に引きずられるように、
結局、旅行中の長男以外、
次男まで連れ立って新横浜へと向かった。

横浜で乗り換えると、
がぜん晴れ着が目立ってくる。

横浜アリーナ周辺のホテルは、ほぼすべて
着付けの店が陣取っていて、ロビーは晴れ着だらけ。

調べてみると横浜で成人するのは、
なんと3万6,000人以上。
下田市の人口より1万3,000人も多いじゃないか!

1万7,000人収容の横浜アリーナで、
午前と午後に別れて式典を行うという。

着付けが終わるまでの2時間余りを喫茶店で待機し、
昼メシを一緒に食って式典に送り出す。

それにしても日本は、つくづく平和な国だと思う。

喫茶店で待つ間、
カミさんから長男の成人式の時の話を聞いた。

長男の女友達で、たった独りだけ
晴れ着を身につけないで現れた娘がいたそうだ。

家庭的な事情があったことは察するに余りある。
しかし、そういう娘がいたとしても不思議はない。

これだけ晴れ着だらけの場所に
普段着に近い姿で登場するのは、
かなりの勇気が必要だろう。

おそらく、今や
晴れ着を身につけることができない女子は
成人式には出られないような
雰囲気になっているんじゃないだろうか?

それでも彼女は「友達に会いたい」一心でやって来た。

両親や祖父母におんぶにだっこで
高い衣装を身につけて戯けている多くの娘たちよりも、
本当に「大人」なのは、間違いなく彼女の方に違いない。

いっそ「晴れ着禁止」の、働く二十歳のための
「仕事着限定」の成人式なんてのをやってもいいんじゃない?

そういう式典なら、
頭を七色に染めて
式典の舞台に上がろうなんていう
馬鹿者は出ないと思うし…
その方が将来の日本のためになるような気がする。

うちの会社でやってもいいけどね。
あいにく子供が成人式になるような連中ばかりで、
…何より稼ぐのに必死。

やっぱり…人生、日々更新。

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