でじたけ流 教育論「人生の元旦祭 」
 
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20161106

でじたけ流 教育論848回「人生の元旦祭」

でじたけ流教育論 digitake.com


10月は長男と次男の誕生日を迎える月。

月末になって、
ようやくみんなの都合がつき、
おじいちゃん、おばあちゃんを招いて
合同誕生会をやった。

長男は23、次男は17になった。
ちなみに長女は19で来年成人式を迎える。

第一子の年齢は
親が親として生きた年月でもある。
子供が23歳なら、
親業も23年ということになる。

自分の社長業より3年ほど長いが、
親が親らしくなるのも、
社長が社長らしくなるのも、
あるいは
小学生が小学生らしくなるのも
1年の最初から…というわけにはいかない。

らしくなってから、
何年そのらしさを続けることができるかが
一般的には
その人間の評価につながるのだと思う。

ところが、
中学生や高校性の場合、
たった3年しかないから、
らしくなった頃にはもう卒業。

らしさを発揮するには時間が足りない。
実際の評価はこれから
…という時にはもう終わりだ。

石の上にも3年…というが、
わかったことと、
できることは雲泥の差で、
わかっただけで事足りるなら
「金持ちになる本」を読んだ人は
全員金持ちになっているはずだ。

結局、学生時代というのは…
本でいえば目次だけ、
いわばスタートラインに並ぶまでを
教わる場所でしかない。

ゴールが見えないまま走り続けるのは辛い。
しかし、
それが人生というもの。

嘆くより、進め。

やっぱり…人生、日々更新。

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