20160703

第830回「選ばれる自分をつくる」

大学２年の娘が
バイトのことで悩んでいた。

バイト先の話について
ネットに書かないでくれと
硬く口止めされているので
詳しくは書けないが…。

以前からやりたかったバイト
…とだけ記しておく。

しかし、そのバイトの中で、
一番やりたかった職種はダメで、
二番目くらいにやりたい職種には、
どうにか条件が合った。

はたして、
やるべきか？
やらずに次のチャンスを待つべきか？

こういう相談をする時点で
肩を叩いてほしい…というのはわかる。

あと一歩の決断の
その理由がほしいのだ。

父親の答えはこうだ。

これが就職であれば、
もう少しよく考えて決めるべきかもしれないが、
バイトなら一も二もなくやるべきだ。

就職したら、そうそうコロコロと
仕事を変えるのは関心しない。

最低３年くらいはやってみないと、
その仕事がどんなものかは、
わかるはずがない。

しかし、バイトは長くても数ヶ月の話。

どんな経験であるにせよ、
チャンスがあればやってみる方がいい。

チャンスを待っているうちに
学校の方がが忙しくなってしまったら、
学生である以上、
バイトを優先するわけにはいかない。
できなくなってしまうかもしれないからね。

結果、娘はそのバイトをすることに決めた。

夢を持つことは大切だが、
夢の中身はやってみないとわからない。
夢の正体は、実は単なる憧れに過ぎない。

ことバイトであっても仕事となれば…
自分が選ぶようでいて本当はそうではない。

選んでもらえないと、
その仕事にはつけないのだ。

選んでもらえる自分をつくるには、
できる経験はいろいろ積んだ方がいい。

仕事をするのに、まず必要なのは、
能力ではなく覚悟だ。

覚悟を鍛えるには…経験しかない。

やっぱり…人生、日々更新。

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