でじたけ流 教育論「大人を楽しんでこそ大人 」
 
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20160626

でじたけ流 教育論829回「大人を楽しんでこそ大人」

でじたけ流教育論 digitake.com


酒を呑むのは好きだけど、
普段は車で移動しているから、
そうそう外出先で呑めるものではない。

ところが50を過ぎて、
気晴らしに田舎町へ通うようになって、
ようやく夢にみた
“行きつけの店”ができた。

泊まりが前提だから
終電を気にせず呑める。

時計を見ないで済む時間を持つ
…ということは実にリラックスの条件。

大人になってよかった
…と心底感じる瞬間だ。

五十肩に顔をしかめる昨今。
亡き盟友たちのことを考えると、
昔は昔でよかったが、
昔に戻りたい…と思うことは、まずない。

いろんな経験をしてきた。
そこで気づいたことを
気づかなかったことにすることなど到底できない。

そんな今のこの感覚のまま、
過去に戻ったところで楽しめるはずはないのだ。

幼少の頃は早く大きくなりたい
…そう誰もが思っただろう。

お菓子の置いてあるところに手は届かないし、
大好きな公園に1人では遊びに行けなかったし。

そこそこ大きくなって、
いよいよ大人にならなければいけない頃になると、
とたんに大人になることを拒むようになる。

大人はズルい。ピュアな子供のままがいい。

本当は…
子供のままでいようとすることの方が
…ずっとズルいと思うのだが。

大人は確かにズルい。
体裁を繕い、
世間や、時には自分を誤魔化しながらでないと、
とてもやってられないようなことも多い。

悪く言えば確かにズルいのだが…、
良く言えば
そうして自分をコントロールしているとも言える。

宇宙の法則に逆らって
止まろうとしない限り、
自分を騙してでも
動こうとするのは悪いことではない。

大人になると楽しいこともたくさんある
…ということを若者に示していかないと、
大人になれない子供が増えるばかり。

未来を担う若者たちのために
…大人はもっと楽しむべし!

やっぱり…人生、日々更新。

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