20160522

第824回「大人の学習術」

知らないことを
知らないと言うことが
恥ずかしくなる前に、
キチンと勉強しておくべきだよ。

それは何も
学校の成績とは関係がない。

社会に出てみればわかることだが、
学校の成績が良かったことは
屁のツッパリにもなりゃしない。

ただ、
いい学校と言われるところには、
いい伝統といい先輩がたくさんいる。

故にゲームのような受験勉強をして、
いい学校に行くことは決して無駄ではない。

しかし、学校に入ることは
ゴールでもゲームオーバーでもなく、
スタートラインに並べただけの話。

本当の冒険はそこから。

自分が心底楽しいと思える学問に出会うことは、
いくつになってもできるけど、
学校時代にそれを知ることができたら、
生活も顧みず没頭できるわけで、
それに越したことはない。

学校時代の勉強を忘れて、
大人になってから学んだことの方が
何だか身についているように感じられるのは、
必死さが違うからだろう。

誰にも強制されずに
一心不乱に打ち込むには、
まず生活周辺のことをしなければならないし、
そうして時間のない中でやることは、
できるだけ真剣に打ち込もうとするから身につく。

第一、それだけ打ち込んで、
酒の肴にもならないような話じゃつまらない。

面白くなるまでやる…
それが身につけるということだと思う。

知らないことを
知らないと言うことが
恥ずかしくなる前に
…楽んだ方が勝ち。

やっぱり…人生、日々更新。

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