でじたけ流 教育論「失敗を学べる時間」
 
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20160508

でじたけ流 教育論822回「失敗を学べる時間」

でじたけ流教育論 digitake.com


昨今のテロ騒ぎを見ていても…
また、歴史を探っていても、つくづく、
教育は大事だな、とあらためて思う。
教育がないと人は偏る。
偏った挙げ句、バランスを崩し、倒れてしまう。

教育とは、言い換えれば疑似体験である。

体験せずとも
体験で得ることを知るのが教育だ。

もちろん体験には叶わない。
しかし、
体験してからでは遅い危険はたくさんある。
それを回避するために教育がある。

知っていること
…と、
できること
…は雲泥の差があるが、
知っていることがあると
大きな怪我をする前に軌道修正ができる。

一方で
教育が衰退しているとすれば…
知っていること、と
できることをイコールだ
…と勘違いさせているから。

失敗を通して
しっかり学ぶ必要があるのに…
失敗しないために学ぶ
=楽をするために学ぶ
…という感覚に
陥らせてしまうからだろう。

勉強しないと金持ちになれない
…とか、
勉強しないと偉くなれない
…などというのは、
教育でも何でもなく、ただの脅し。

そんなものは、
この壺を買えば金持ちになれる
…などというインチキ広告と同じだ。

失敗から
いかに立ち直るかを学ばせるのかが、
本来の教育。

できるだけ失敗してくれない方が、
教える方は楽だけどね。

失敗しないことを学ばせたら、
誰も挑戦しなくなり、
新しい時代は切り開けなくなってしまう。

やっぱり…人生、日々更新。

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